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音楽、バンドについて語らせて

3.「橙」チャットモンチー

Amazon.co.jp: 橙: ミュージック第3回はチャットモンチーの「橙」について語りたい。

 

まずチャットモンチーとは

 

チャットモンチーは、日本のロックバンドである。徳島県出身。 2000年結成。2018年解散。(Wikipediaより)

 

有名曲は「シャングリラ」「風吹けば恋」などである。影響を受けたバンドは「SUPERCAR」や「Hi-standard」などである。

 

このバンドにハマった経緯は中学の頃初めて聴いたバンドであるNICO Touches the Wallsが「ハナノユメ」をカバーしていたのがきっかけである。当時めちゃくちゃ心を動かされ中学の最後の方はほとんどチャットモンチーの事ばかり考えていた。その矢先に解散発表があった、、、しかし自分に与えた影響は計り知れず、バンド特にベースを自分でもやってみたいと思えた直接のトリガーはチャットモンチーであった。なので初めて買ったベースはあっこと同じサンバーストのジャズべだしギターはテレキャスである。あと、メンバーのふるさとの徳島にも解散ライブの時を含め3回行って母校にも行ったことがある。

 

今回語る「橙」という曲は2007年リリースの6枚目のシングルで後に生命力(シャングリラなど収録)というアルバムの曲となる。この曲まずアレンジがすごい。何がすごいかというと超シンプルである。ギターはほぼコード、2番Aメロやアウトロで少しアルペジオがあるが他はずっとコード、ギターソロもなし。この時スリーピースなのでリードギターもなし。ベースもほぼルート、ドラムもシンプルなビートを刻む、という逆になかなか攻めたアレンジである。コードも基本G→D→Cの繰り返しである。初心者にオススメの曲である。しかしシンプルながら歌メロがめちゃくちゃ良いので聴いていられる。むしろこの曲の核心である歌詞がこのシンプルさによって際立つのである、

 

タイトルの「橙」はボーカルのえっちゃんが高校の授業で「木に登る」と書いて橙というのを習ったときに思い付いたとどこかで言っていた気がする。この曲と歌詞自体はえっちゃんが高校の頃作ったものである。チャットモンチーは3人時代、3人ともが作詞をして作曲はvo.gt.のえっちゃんが行う、というスタイルだった。この曲は作詞作曲ともえっちゃん。「あの頃の私は何に感動して何に満足して自分を理解していたの?」という歌詞があるが、私の中学の国語の先生が授業で「君たちは自分を理解しているか」という問いを投げかけみんなの頭を悩ませたという経験とリンクする。確かに自分で自分を理解するということは当時も今もできているのかよくわからない。「どこにも行かないでプリーズドンゴーエニウェア」英語の歌詞であるがカタカナで表記されていてなかなか珍しい。実際に聴いてみると英語なのに日本語の発音で歌っていて歌詞の表記通りの感じである。それが逆に高校生っぽく味があってよい。「1年前に戻りたいなんて何で今さら思えるかな」この歌詞が良すぎる。ありがとうチャットモンチー、、、

 

最後まで見てくれた人ありがとうございます。期末レポートは無事終わりました。